サプリメントOEMの受託側のメリット

サプリメントOEMの受託側のメリット

日本で今現在販売されているサプリメントの大半は、OEMサービスを実施している受注生産工場が販売を担当しています。これは大手企業が考案したサプリの機能性を維持しつつ、それぞれの製造工場を活用して製品を生み出しており、一種の受託販売といえるスタイルです。なぜサプリメントではこのOEMを活用する企業が多いのか、ここでは受託側が得られるメリットについて見ていきましょう。まずサプリメントの場合、厚生労働省の品質安全基準をクリアした環境下でないと、製造をすることができません。つまり、新規工場を建設してもすぐには稼働ができないわけです。その点受注製造を実施してるところはすでにクリアしているので、すぐに新製品の生産ができます。大手企業のサプリを手掛けることで、実績を高めることができ、さらには製造費用も収益として手に入れることも可能です。受ける側が得られるメリットは、信頼はもちろん売り上げの両方というわけです。

サプリメントの形状による安定性とOEMで製造するメリットについて

サプリメントの内容物の安定性が高く保てるサプリメントの形状はソフトカプセルです。ソフトカプセルはDHAやスクワレンなどオイル状の健康食品原料や、オイル状の原料に粉末状の原料を混ぜたペースト状の原料を、ゼラチン皮膜で包んで圧着・成型加工・製造したものです。カプセルの内容液の密封性が高く、原料の酸化・劣化に強く、安定性が高くなります。また柔らかく、滑りやすく弾力性にも優れているので、匂いの強い原材料のものや味の強い原材料のものでも、容易に呑み込めます。医薬品・医薬部外品・健康食品などで利用される製造方法です。OEMでサプリメントを製造すると、ソフトカプセルを始め、さまざまな形状の商品を開発できます。初期投資が必要なく、安い費用で高度な技術による製造が可能なこともメリットです。企業によっては販売までサポートしてくれるところもあります。小さな資本でも、オリジナルブランドが確立できるのも魅力です。小さなロットでも対応が可能です。在庫を抱えることがなく、需要の増減に柔軟に対応が可能なのもメリットです。